nekonyantaro's diary

自分語りなど、よしなごと

武蔵府中熊野神社古墳

昨日、府中市にある「武蔵府中熊野神社古墳」(国史跡)を見学してきました。関東地方にも多くの古墳があり、地元自治体などによりきれいに復元されているものも多数あります。しかし復元古墳の多くが表面は芝生で覆われており、葺石が施されているものは限られています。この古墳は比較的小ぶりの上円下方墳ですが、表面に復元された葺石が施されています。この葺石の存在は調査で確認されたものとのこと(府中市公式サイトより)です。

葺石の復元された古墳としては関東では高崎市の保渡田八幡塚古墳があります。また、関西には神戸市に大型の前方後円墳五色塚古墳があります。これらと比べるとやや小ぶりですが、都内で葺石で覆われた姿がみられるのは貴重です。

 

武蔵府中熊野神社古墳全景

 

(自分用メモ:G5)

太平洋戦争の責任論に関していろいろ気になる事

「戦争そのもの」やそれを進めた国の指導者たちを肯定・弁護するつもりは全くありません。あくまでも「東京裁判」を含む戦争指導者達への制裁が適正な物であったか、という観点での議論ですので誤解の無いように。

1.そもそも論

戦勝国が敗戦国を裁く権利はあるのは

罪刑法定主義にかなっているか、起訴された罪状は「事後法」ではないか?

戦争そのものを犯罪とする法律はなかったのでは?

2.裁判そのものの問題

はじめに結論ありき、ではなかったか?

正当な手続で被告人の権利は守られていたのか?

なぜ「彼ら」が被告に選ばれその中の7人が死刑という判決を受けたのか?

ABC級戦犯の違いとBC級の大量処刑(特に現地裁判の適正さは?)

3.その他

日本人に対する日本軍の「残虐行為」は結局裁かれなかった

「空気で突き進んだ」「主語無き戦争」の責任者は誰なのか?

東條英機も「首相」としては直前まで開戦に反対していたらしい。

統帥部のごり押し(統帥権の拡大解釈)

開戦前の軍関係者による度重なるテロ

軍部の独走に「役立った」もの

天皇機関説事件 →国体明徴宣言へ

軍部大臣現役武官制 →軍に都合の悪い内閣は倒せる

統帥権干犯問題 →「政策」の領域まで統帥権の範疇と主張し権限拡大

認知の歪みによる二次利得

問題を持っている事によるメリット(と自分が感じてしまうもの)、実際は周囲の他者が「面倒くさいから適当にあしらい、距離を取って放っておく」だけ。それを「許された」ものと勘違いする。

それを利用した社会的な「成功体験」が自己を成長させる機会を奪い去る。

財政再建不要(完了)論

一部の経済学者の方は「実は日本の財政状況は悪くない、財政再建は不要」という主張をしているようです。詳しい事は十分検討していないのですが、ざっくり言うと「政府と日銀は親会社と子会社みたいな関係だから、財政については連結して考えるべき」「したがって日銀が持っている国債は国の借金では無い」という話の様です。自分にはこれの当否を判断できるだけの知識は無いのですが、「誤っているという確証は無いが、少なくても無批判に支持できる考え方では無い」という立場です。

政府の通貨発行権行使や政府紙幣の発行が長期的に経済にどう影響するかという問題についても、経済学の専門家の間でも人によって大きく主張が異なり安易に特定の主張を支持できません。

※このカテゴリーのエントリーは公開されていても、検討すべき論点を整理するための自分用のメモであり特定の主張を伝えるものではありません。