太平洋戦争の責任論に関していろいろ気になる事
「戦争そのもの」やそれを進めた国の指導者たちを肯定・弁護するつもりは全くありません。あくまでも「東京裁判」を含む戦争指導者達への制裁が適正な物であったか、という観点での議論ですので誤解の無いように。
1.そもそも論
戦勝国が敗戦国を裁く権利はあるのは
罪刑法定主義にかなっているか、起訴された罪状は「事後法」ではないか?
戦争そのものを犯罪とする法律はなかったのでは?
2.裁判そのものの問題
はじめに結論ありき、ではなかったか?
正当な手続で被告人の権利は守られていたのか?
なぜ「彼ら」が被告に選ばれその中の7人が死刑という判決を受けたのか?
ABC級戦犯の違いとBC級の大量処刑(特に現地裁判の適正さは?)
3.その他
日本人に対する日本軍の「残虐行為」は結局裁かれなかった
「空気で突き進んだ」「主語無き戦争」の責任者は誰なのか?
東條英機も「首相」としては直前まで開戦に反対していたらしい。
統帥部のごり押し(統帥権の拡大解釈)
開戦前の軍関係者による度重なるテロ