nekonyantaro's diary

自分語りなど、よしなごと

漢字の「人」という字

漢字の「人」という字は人と人が寄り添って支え合っている姿を記号化したとも言われています。人は支え合って活きていくもの、という言葉を良く聞きますが、なんだか自分には縁遠い物と感じることがあります。もちろん、自分が活きていけるのは多くの人の支えが有ってのこと、ということを否定するつもりはありません。自分一人で何でも出来る、というのは思い上がりだと言うことは判っているつもりです。

それでも、自分が何か問題に直面したとき、一番苦しいのは孤立無援と感じること。「困ったときに頼れる相談相手がいない」と言うと「大人なら自分の問題は自力で解決しろ。人の助けを求めるのは甘えだ。」と言われてしまいました。自分の経験が人の役に立つかと思って話してみると「おまえに指図される筋合いはない。上から物言いは迷惑だ。」と言われてしまいました。自分では上から言ったつもりはないのですが、どこか「教えてやってる」という様な態度になっていたのかもしれません。

人に支えられないのは人を支えていないから、と思うから無意識のうち「何とか貸しを作りたい」という態度になって、上からの物言いになってしまうのかもしれません

(so-net blog より移行)