「南京大虐殺はなかった」という主張

名古屋市長・河村たかし氏の発言から再び議論がおこっているが、一部の「論客」の「無かった」という主張を本当に信じている人たちが少なくない様である。「論客」とよばれる有名人の中にも、きちんと事実を検証せずに発言している人も居る様だが、何らかの形での「虐殺」の存在を知りながら、国際政治における「駆け引き」の一つとして、「無かったと主張すべきである」という考えに基づいている者が相当数居る様である。

山本弘氏「目からウロコの南京大虐殺論争」とそこから参照されているいくつかのサイトには、真相を知るのに有効な情報が多く有る様に思われる。

そして山本氏の次の発言が興味深い。

「勝つ」という言葉が「相手が負けを認める」という意味なら、トンデモさんとの議論に勝つことは絶対不可能である。

　だから僕はみなさんにこう忠告する。「トンデモさんと議論はするな」。相手が負けを認めない「無敵くん」と分かった時点で、さっさと撤退すべきである。

南京虐殺とは関係ないが、「水は答えを知っている(江本　勝・著)」についての山本氏のコメントも興味深い。