nekonyantaro's diary

自分語りなど、よしなごと

自分が何をしたからそうなったのか、と言う視点

前回の続き。

失敗したときに原因を考えることが大事なのは言うまでもありませんが、人間どうしても嫌なことがおこると他人に責任を転嫁しがちです。一方で「誰に責任があるか」を離れて「自分のどういう行動がこの結果を生んだのか」を考えてみるのも重要です。「良い悪い」とは別の次元で、事実を検証するのです。

  1. その「結果」(未遂やニアミスを含む)に直接作用した『自分の行動(A)は何か』考える。
  2. 自分が「どの様な気持ち(B)」の時に行動(A)と類似の行動をするか考えてみる。
  3. 自分は他に「どんな場面(C)」で気持ち(B)になりやすいだろうか、と自問してみる。

このようにして見いだした場面(C)で同様のことがおこる可能性が高く「要注意」ということになります。ここで、「場面(C)で気持ち(B)にならない方法」、あるいは「気持ち(B)を克服する方法」が見つかれば素晴らしいことですが、そうでなくても「自分がそういう事を起こしやすい」という事実を知るだけでも有意義なことと思います。