nekonyantaro's diary

自分語りなど、よしなごと

コミュニケーション障害

匿名ダイアリーにこんな記事がありました。

最近「コミュ障」ということばをネット上を中心によく見かけます。コミュニケーション障害を略して「コミュ障」ということらしい。

実際にネット上で使われている物が、医学的な疾患の分類にある定義を厳密に当てはめたものなのか確認していないが、何らかの理由で「普通の会話」ができない人たちをさしているようです。軽い物では、「内気な性格で、単純な疑問を解決するために簡単な質問をするにも大きな勇気が要り、質問すること自体をためらい疑問の解決をあきらめる事が多い」というようなものも含まれる様です。

重度になると、職場で日常的な指示を出したり、受けた指示に対して応答することが出来ず、業務に支障を来し場合によっては職務を離脱することを余儀なくされるということも有るようです。

言語や聴覚の障害があるために、自分の言ったことが相手に理解して貰えなかったり、相手から言われたことが聞き取れななっかりする、という身体的な機能の障害でコミュニケーションに困難を来す、というのが一つの類型としてあるようです。一方で、言語コミュニケーション能力自体は健常であっても、発達障害、認知症あるいは脳障害などによって、「言語は理解出来ても意味が理解出来ない」または「意味は理解出来ていてもそれに対する適切な応答が出来ない」という場合もあるようです。

しかし、このような心身の障害を持たない人でも、「普通の受け応えが出来ない」という人もいます。気分のむらが大きく、機嫌が良いときは他の人と変わらない会話が出来るのに、(他人から見れば)なんでもない出来事で殻を被った様な状態になる人もいます。一方で常に人と関わることを苦にして引き籠もりがちになる、という人もいます。多くの場合、それらの人は「変わり者」「話の通じない奴」などのネガティブな評価を受け、公私ともに様々な問題を抱えることが多くあります。

この「心身の障害はもたないがコミュニケーションがとれない」人たちについては稿を改めて考えてみたいと思います。